関東のオールインクルーシブおすすめホテルガイド|飲み放題・夕朝食込みをエリア・目的別にまとめ

オールインクルーシブ

オールインクルーシブという言葉が近年注目度を上げています。言葉を分解すると、オールインクルーシブとは、オール(全て)インクルーシブ(含まれている)という意味。特に旅行業界で使われている言葉で、昔は海外のリゾートで見かける言葉でした。近年、国内のホテルや旅館などでも見かけるようになっていますが、果たしてどこまで含まれているのか気になりますよね。

ここでは、関東でオールインクルーシブのホテルまたはそれに近いホテルをエリアや、安さ、誰と行くかなど“目的別”で整理しました。

※ オールインクルーシブの範囲(夕食・ラウンジ・夜食・アクティビティ等)は、ホテルやプラン、時期で変動します。予約前に必ず最新情報をご確認ください。 

国内ホテルのオールインクルーシブ傾向

前述しましたが、オールインクルーシブとは、全て含まれているという意味。ホテルや旅館で使われる場合、その名の通り滞在での体験が宿泊料金に全て含まれているということになります。しかし、厄介なのがこの「オールインクルーシブ」という言葉は、定義が曖昧でルールが決まっておらず、人気の高まりもあり、「実はそうではない」ホテルや旅館でも使われ始めています。

業界歴が長ければ、ホテルのHPを見ただけでも、どこまでが含まれていて、含まれていないものは何があるのかは判断がつくのですが、一般の方はなかなかわかりにくいのではないでしょうか。そこで、「オールインクルーシブ」という言葉を使っているホテルの中でも、大きく分けて2つに分かれている傾向をまとめました。

  • 完全なオールインクルーシブ:夕食、朝食、夕食時フリーフロー(飲み放題)、夕食時以外フリーフロー時間帯あり、館内アクティビティが宿泊料金に全て含まれている施設
    代表的な宿泊施設ブランド:クラブメッド系列
  • 準オールインクルーシブ:公式HPでオールインクルーシブと謳っているものの、夕食付きプランで予約しないと夕食が含まれていなかったり、夕朝食、夕食時フリーフローは含まれているものの、それ以外は有料な施設

このブログでは、この複雑なオールインクルーシブ内容に対して、ホテル毎に何が含まれていて何ができるのかをなるべくわかりやすく記載しています。ちなみに、海外リゾートのオールインクルーシブはスパが受け放題なものもあったり、国内よりさらに充実しています。

オールインクルーシブの魅力とエリアや目的別にこだわりたい理由

オールインクルーシブの魅力は、なんといってもホテルにチェックインしたら後は財布要らずで過ごせること。夕朝食はもちろん、夕食時のアルコール類含むドリンク、それ以外の時間帯でもビールなどが込み。さらには、卓球やその他のアクティビティも全て込み。ホテルによっては夕食時以外の軽食なども提供されたり、星空ツアーなどユニークなものも揃っていることがあります。※とはいえ、特別なワインや、モーターを使うマリンアクティビティなどは基本的に有料です。その点は予約前にしっかりとチェック!

そして、正直旅行者がこだわりたい点は、「オールインクルーシブを選ぶ目的」。ホテル内での基本的な体験が全て含まれているといっても、移動に時間がかかりすぎたり、宿泊料金が超高額だったり、ホテル毎に内容ががらっと変わったりするので、「誰と行くか、何をしたいか」で選ぶべきホテルが確実に変わります

  • まずは 箱根/日光 を選ぶ(最短)
  • 予算重視なら 価格特化、飲み放題重視なら フリーフロー
  • “全部込み”の範囲が不安なら、このページ下部の 定義と注意点 を確認

エリア・目的別の選び方早見表

エリアから選ぶ

エリアこんな人におすすめ代表ホテルアクセス詳細
箱根ラウンジ重視 / 週末ご褒美 / バー好き箱根ゆとわ・佳ら久・松坂屋本店・bar hotel香山新宿から約85分(ロマンスカー)など比較記事を見る
日光・鬼怒川観光と滞在を両立したい / 食べ飲み重視 / 秘境好きTAOYA日光霧降・亀の井日光湯西川・日光きぬ川ホテル三日月・大江戸Premium鬼怒川浅草から約2時間(東武特急)など比較記事を見る
那須アクティビティ重視 / 静かな大人旅 / ファミリーTHE KEY HIGHLAND NASU・TAOYA那須塩原・グランドメルキュール那須・サンバレー那須那須塩原駅まで約75分(新幹線)など比較記事を見る
熱海都内から最短 / 温泉×ラウンジ / カップル・記念日ソラトニワ熱海伊豆山・大江戸Premium あたみ・ホテルふたり木もれ陽・熱海後楽園ホテル東京から約45分(新幹線)など比較記事を見る
伊豆海×温泉でゆっくりしたい / 深夜まで飲みたい / 異国リゾート気分伊豆今井浜温泉 今井荘・アンダリゾート伊豆高原・伊豆高原温泉ホテル森の泉・亀の井ホテル伊豆高原東京から約90分〜(特急)など比較記事を見る
千葉西部・南部(南房総・木更津)海と森のリゾート感重視 / 地魚×温泉で食べ飲み放題 / グランピング×深夜まで飲みたいグランドメルキュール南房総・たてやま温泉 千里の風・ETOWA KISARAZU東京から東京湾アクアライン経由で約60〜90分など比較記事を見る
静岡(焼津・伊東・浜名湖)富士山×絶景ラウンジ重視 / 伊東温泉×源泉派 / 浜名湖×大型リゾート / 森×アクティビティ全部込み焼津グランドホテル・伊東ホテルジュラク・グランドメルキュール浜名湖・アンダの森 伊豆いっぺき湖東京から新幹線・特急で約60〜120分など比較記事を見る
山梨(八ヶ岳・河口湖・石和温泉)山梨ワイン×フレンチ×焚き火派 / 複数ラウンジ×本格リゾート派 / 女性向けアメニティ重視派 / 富士山ビュー×観光拠点派八ヶ岳ホテル風か・グランドメルキュール八ヶ岳・別邸 花水晶・ホテル湖龍新宿から特急あずさで約2時間30分(小淵沢等)、または中央道利用比較記事を見る
長野(木曽・松代・諏訪・奈良井宿)オールインクルーシブ初心者×木曽の自然派 / 3種ラウンジ×国際ブランド派 / 全室露天付き×静かな贅沢派 / 歴史的街並み×酒文化体験派TAOYA木曽路・メルキュール長野松代・萃sui諏訪湖・BYAKU Narai新宿から特急しなの・あずさで約2〜3時間、または長野道利用比較記事を見る

目的から選ぶ

目的・条件こんな人におすすめ宿・エリア詳細
コスパ重視(2万円台以下)安くてもオールインクルーシブ体験を満喫したい / まず試してみたい万座ホテルジュラク(1人14,000円台〜)・亀の井ホテル日光湯西川(1人12,000円台〜)・TAOYA那須塩原(1人14,000円台〜)コスパ5選を見る
フリーフロー(飲み放題)重視ラウンジ時間が長い宿を選びたい / アルコールをとにかく楽しみたいTAOYA那須塩原(14:00〜23:00)・亀の井日光湯西川(〜22:30)・今井荘(〜24:30)・箱根ゆとわ(夕食時90分)フリーフロー記事を見る
子連れ・ファミリー子供が楽しめるアクティビティ重視 / キッズ設備が充実した宿を選びたいTHE KEY HIGHLAND NASU・グランドメルキュール南房総・亀の井日光湯西川・サンバレー那須子連れ4選を見る
カップル・夫婦(二人旅)大型施設の賑やかさを避けたい / ラウンジ×プライベート感重視 / 記念日に使いたいTAOYA日光霧降(暖炉ラウンジ)・TAOYA那須塩原(静かな大人ラウンジ)・巛-sen-湯河原(全室露天風呂×24時間ラウンジ)・箱根ゆとわ(貸切風呂×コスパ)カップル4選を見る
温泉の泉質にこだわりたいただの温泉宿ではなく「泉質×飲み放題」が両立する宿を選びたい / 箱根・万座・那須の泉質を比べてから決めたい万座ホテルジュラク(乳白色硫黄泉・標高1,800m)・TAOYA箱根(1泊6食×仙石原)・箱根ゆとわ(強羅×24時間ソフトドリンク)・TAOYA那須塩原(9時間ラウンジ×那須)温泉4選を見る

関東のオールインクルーシブ|エリア・目的別に探す

箱根エリア:ラウンジ×温泉をアクセス良く楽しむ

都内から小田急ロマンスカーで約85分。関東オールインクルーシブのなかでアクセスが良く、移動コストが安い分、宿にお金をかけやすいエリアです。強羅・仙石原・芦ノ湖畔など、エリア内で雰囲気がかなり異なります。

箱根オールインクルーシブは「ラウンジ派か・温泉派か・バー派か」で選ぶ宿が変わります。

  • コスパ×長時間ラウンジなら「箱根 ゆとわ」。6:00〜24:00の長時間ラウンジで夕食時はアルコール込み。足湯・焚き火つきのスパラウンジも無料。
  • 上質な大人の余白時間なら「箱根・強羅 佳ら久」。全室客室露天風呂+ラウンジ「AWAI」でフリーフロー。静かに過ごしたい夫婦・カップル向き。
  • 源泉かけ流し×老舗の風格なら「箱根芦之湯 松坂屋本店」。毎分200Lの湯量、貸切露天5つが無料。囲炉裏の間でラウンジドリンクを楽しめる。
  • 「飲む」を旅の主役にするなら「bar hotel 箱根香山」。数百種のウイスキー・カクテルがフリーフロー。20歳未満宿泊不可の完全大人向けバーホテル。

日光・鬼怒川エリア:観光と滞在を両立したい人向け

TAOYA日光霧降 女性露天風呂

東武特急で浅草から約2時間。奥日光・中禅寺湖・鬼怒川温泉と、観光の”伸びしろ”が関東のなかで大きいエリアです。「ホテル内で完結する旅」と「外に出る観光」を両立しやすく、4軒がそれぞれまったく違う個性を持っています。

日光・鬼怒川オールインクルーシブは「景色・ラウンジ・食・アクティビティ」のどれを重視するかで一択が決まります。

  • 景色×ラウンジ重視なら「TAOYA日光霧降」。標高1,000mの霧降高原にある暖炉ラウンジ、湯上り生ビール無料。日光観光の拠点としても最適。
  • 里山体験×アクティビティなら「亀の井ホテル 日光湯西川」。囲炉裏・星空鑑賞・夜鳴き担々麺が全込み。秘境・湯西川温泉で関東OI最安水準(1人12,000円台〜)。
  • とにかく食べたい・飲みたいなら「日光きぬ川ホテル三日月」。ウェルカムランチから実質5〜6食。屋内プール・水着温泉も込み。
  • コスパよくラウンジも欲しいなら「大江戸温泉物語 Premium 鬼怒川観光ホテル」。鬼怒川で希少なプレミアムラウンジ(14:00〜22:00)+夕食飲み放題バイキング。

那須エリア:目的でコンセプトがまったく違う4軒

東北新幹線で那須塩原駅まで約75分。宿ごとのコンセプトの幅が関東のなかでも広いエリアで、4軒がまったく違う個性を持っています。「思ってたのと違う」が一番起きやすいエリアでもあるので、先に目的を整理してから選ぶのが鉄則です。

那須オールインクルーシブは、4軒のコンセプトを先に把握してから選ぶのが失敗しない唯一の方法です。

  • アクティビティ×プール×飲み放題なら「THE KEY HIGHLAND NASU」。室内温泉プール・マシュマロ焼き・カラオケ・フリードリンクが全込み。子連れにも人気。
  • 静かな大人ラウンジ重視なら「TAOYA那須塩原」。14:00〜23:00のフリードリンクラウンジ、湯上りビール・朝食時スパークリング込み。全60室の落ち着いた規模感。1人14,000円台〜。
  • 本格リゾート感×食のクオリティなら「グランドメルキュール那須高原リゾート&スパ」。夕食フリーフロー+夜のNIGHT CAP「鳥渡」でスピリッツとローカルおつまみ。2026年1月に大型キッズスペース新設。
  • コスパ×アミューズメント全部盛りなら「ホテルサンバレー那須(フォレストヴィラ館)」。カラオケ・卓球・麻雀・ゲームが全込み。2種の天然温泉(弱アルカリ泉+白濁硫黄泉)も楽しめる。

熱海エリア:都内から最短45分、カップル・記念日の定番

東京から新幹線で約45分。関東オールインクルーシブのなかで圧倒的にアクセスが良く、1泊でも「温泉×ラウンジ×海の景色」を満喫できるエリアです。カップル・夫婦の記念日利用が多く、宿ごとのコンセプトがはっきり分かれています。

熱海オールインクルーシブは「雰囲気重視か・コスパ重視か・景色重視か」で選ぶ宿が変わります。

  • 足湯ラウンジ×スパークリングワインでととのうなら「ソラトニワ熱海伊豆山」。伊豆山の高台に位置し、足湯ラウンジでスパークリングワインを飲みながら相模湾を一望できる。
  • 3つのプレミアムラウンジ×大型バイキングなら「大江戸温泉物語 Premium あたみ」。充実した施設で飲んで食べたいファミリーや大人数グループにも対応。
  • 全室温泉付スイート×フレンチ料理なら「ホテルふたり木もれ陽」。カップル・夫婦の記念日特化。2人だけの時間を最大限に演出したい人向け。
  • 全室オーシャンビュー×熱海観光の拠点なら「熱海後楽園ホテル」。全350室から相模湾を望む開放感。熱海駅からアクセスしやすく観光と組み合わせやすい。

伊豆エリア:海×温泉×深夜まで飲める宿が揃う

東京から特急で約90分〜。海×温泉×個性的なラウンジ体験が揃う、熱海とは一味違う大人のオールインクルーシブエリアです。深夜まで飲み放題が続く宿や、バリ島をイメージした異国リゾートなど、4軒のコンセプトがまったく異なります。

伊豆オールインクルーシブは「深夜まで飲みたいか・リゾート感を重視するか・静かな大人時間か」で選ぶ宿が決まります。

  • 深夜24:30まで飲み放題×全室オーシャンビューなら「伊豆今井浜温泉 今井荘」。関東OIのなかで最も遅くまで飲める老舗旅館。夜を存分に楽しみたい人に一択。
  • バリ島をイメージした異国リゾート×昼13:00から飲み放題なら「ホテル&スパ アンダリゾート伊豆高原」。1万坪の広大な敷地で、日本にいながらリゾート気分を味わいたい人向け。
  • 旧迎賓館の洋館×会席料理×静岡茶焼酎なら「伊豆高原温泉ホテル 森の泉」。食と空間の特別感を重視したい大人カップル・夫婦向け。
  • 全室オーシャンビュー×スロウラウンジなら「亀の井ホテル 伊豆高原」。亀の井ブランドのラウンジが進化中。海を見ながらゆっくり過ごしたい人向け。

千葉(南房総・木更津)エリア:海×温泉×グランピング、3つの異なるオールインクルーシブ体験

グランドメルキュール南房総リゾート&スパ(画像提供:楽天トラベル)

東京湾アクアライン・館山自動車道でアクセスしやすく、週末1泊でも気軽に行ける千葉。選択肢が多くはないものの、3宿のコンセプトがまったく異なるため、「どれが自分に合うか」を間違えると「思ってたのと違う」になりやすいエリアでもあります。南房総の海を眺める本格リゾート、自社定置網の地魚×温泉宿、廃校グランピング×深夜まで飲み放題——同じ「千葉×OI」でも体験がまるで違います。

千葉オールインクルーシブは「リゾート感・食の個性・非日常感」のどこに価値を置くかで選ぶ宿が決まります。

  • 海と森の本格リゾート感重視(ファミリー・カップル)なら「グランドメルキュール南房総リゾート&スパ」。EVENING SOCIAL(樂遇)でスパークリング・ワイン・夕食フリーフロー、NIGHT CAP(鳥渡)でスピリッツ&おつまみ。ウェルカムベビー認定で乳幼児連れにも対応。
  • 地魚×温泉×食べ飲み放題重視なら「たてやま温泉 千里の風」。自社定置網で獲れた地魚の船盛りが自慢。ラウンジ15:00〜21:00(ビール・サワー・ハイボール)+夕食時飲み放題+アゴ出汁ラーメンの夜食まで込み。全38室の小規模宿で週末は争奪戦。
  • 非日常グランピング×深夜まで飲みたいなら「ETOWA KISARAZU(エトワ木更津)」。廃校を改装した宿で、18:00〜深夜1時まで約120種の食べ飲み放題。クラフトビール・各種アルコール全込みで、温泉はないが「飲んで過ごす夜」に特化した唯一無二の体験。

静岡(焼津・伊東・浜名湖)エリア:富士山絶景×温泉×大型リゾート×森の楽園、4つの個性

グランドメルキュール浜名湖リゾート&スパ(画像提供:楽天トラベル)

東京から新幹線・特急で約1〜2時間。富士山・駿河湾・浜名湖・伊豆の森と、ロケーションだけで4宿が全く異なる景色を持つエリアです。「ラウンジで飲む」だけでなく、アクティビティや温泉泉質まで体験の幅が広く、目的を整理してから選ぶことが満足度を上げる最短の方法です。

静岡オールインクルーシブは「景色・温泉・ラウンジ・アクティビティ」のどこを旅の主役にするかで選ぶ宿が一択で決まります。

  • 富士山×駿河湾絶景ラウンジ派なら「焼津温泉 焼津グランドホテル」。2か所のラウンジで14:00〜22:30、生ビール・静岡クラフトビール・スパークリングが飲み放題。富士山と駿河湾を同時に眺める絶景は静岡OIの中でも屈指。
  • 伊東温泉×源泉×ラウンジ派なら「伊東ホテルジュラク」。7つの源泉を持つ100年宿が進化。ガラス張りオーシャンビューのラウンジ「AYA-NAMI」で14:30〜22:00飲み放題。伊豆記事掲載の宿と同エリアだが、泉質の深さと価格帯が違う。
  • 浜名湖×家族・グループ×ウイスキーまで飲みたい派なら「グランドメルキュール浜名湖リゾート&スパ」。宿泊者全員がラウンジ無料で利用でき、ウイスキー・焼酎・ジン・テキーラまで飲み放題。大型施設ならではの設備の充実感。
  • 森×アクティビティ×三世代で遊び尽くしたい派なら「アンダの森 伊豆いっぺき湖」。4,000坪の森で約20種のアクティビティが全部込み。11時間飲み放題×BBQ×自然体験が一体化した楽園スタイル。

山梨エリア:八ヶ岳×ワイン×焚き火。首都圏2時間半の高原リゾート

八ヶ岳ホテル風か(画像提供:楽天トラベル)

新宿から特急あずさで約2時間30分。八ヶ岳の高原・富士山を望む河口湖・石和温泉と、3エリアがまったく違う個性を持っています。「山梨×オールインクルーシブ」という言葉の下に、山梨ワイン×焚き火体験の宿と、5種のラウンジを巡る国際ブランドリゾートと、富士山ビューの温泉宿が並んでいます。どこに行きたいか・何を旅の主役にするかで選ぶ宿が一択で変わります。

  • 山梨ワイン×フレンチ×焚き火×体験派なら「八ヶ岳ホテル風か」:約50種の山梨ワインが焚き火BARに持ち出し可。ヤギとのふれあい・ウェルカムピザ・星空体験まで全込み。「飲む」と「体験する」が一体になった一軒。
  • 複数ラウンジ×本格リゾート感派なら「グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ」:EVENING SOCIAL〜NIGHT CAP「鳥渡」まで5種のラウンジで時間帯別に場所を変えて飲める。全250室の大型ホテルながらラウンジが分散しているので混雑感は緩やか。
  • 女性向け×アメニティ×スイーツ派なら「別邸 花水晶」(石和温泉):チェックインから〜21時頃フリーフロー。アイスクリーム・デザート食べ放題。ドリンクの部屋持ち込み可。女性・カップルに人気の石和温泉の小宿。
  • 富士山ビュー×河口湖観光の拠点派なら「河口湖温泉 ホテル湖龍」:富士山を望む河口湖畔の温泉宿。夕食時の飲み放題+ウェルカムコーヒー・駄菓子バーが無料。富士五湖観光の拠点としても使いやすい。

長野エリア:木曽・松代・諏訪・奈良井宿。4軒のコンセプトがまったく違う

寛ぎの諏訪の湯宿 萃sui‐諏訪湖(画像提供:楽天トラベル)

新宿から特急しなの・あずさで約2〜3時間、または長野道利用。木曽路の大型温泉リゾートから、全8室の高級小宿、奈良井宿の古民家ラグジュアリーまで、「長野×オールインクルーシブ」の幅は関東エリアの中でも特に広いです。「長野」という括りで検索すると全く違う旅になる4軒が並んでいます。事前に自分の目的を整理してから選ぶのが失敗しない方法です。

  • 王道オールインクルーシブ×コスパ重視派なら「TAOYA木曽路」:チェックインからラウンジでアルコール可。夕食ビュッフェ・飲み放題・夜食まで全込み。南木曽温泉のとろみある湯も魅力。オールインクルーシブ初体験や「とにかくコスパよく飲み食いしたい」人の最初の候補。
  • 3種ラウンジ×国際ブランド派なら「メルキュール長野松代リゾート&スパ」:Accorグループブランドの温泉リゾート。Evening Social・Night Cap・Onsen Loungeの3種でスパークリング→ウイスキーと飲み進められる設計。長野インターからのアクセスも良い。
  • 全室露天付き×静かな贅沢派なら「寛ぎの諏訪の湯宿 萃sui-諏訪湖」:全8室。1室7万円〜の価格帯でドリンクオールインクルーシブプランを選べば滞在中のお飲み物が全込み。夜8時からは地酒Barも。記念日・カップルの特別感に応えてくれる諏訪湖畔の小宿。
  • 歴史的街並み×酒文化×場所ごと体験したい派なら「BYAKU Narai」:江戸時代の宿場町・奈良井宿に立つ全14室のラグジュアリー宿。オールインクルーシブプランでTAISTING BAR・夕食ペアリング・ルームサービスが全込み。長野オールインクルーシブ宿の中で最も「場所ごと旅したい」人向け。

コスパで選ぶ:1万円台〜2万円台で全部込み体験

万座ホテルジュラク 露天風呂

「オールインクルーシブは高い」は思い込みです。関東エリアには飲み放題・夕朝食込みで1人1万円台〜2万円台で体験できる宿が複数あります。ただしこの価格帯は「何が込みで何が別か」の差が大きく、同じ2万円台でもラウンジの時間帯・食事スタイル・アクティビティの有無がまったく違います。

コスパオールインクルーシブは「温泉の泉質・ラウンジ時間・アクティビティ」のどこに価値を置くかで選ぶ宿が変わります。

  • 温泉の泉質×高原にこもる(1人14,000円台〜)なら「万座ホテルジュラク」。標高1,800mの乳白色硫黄泉×源泉かけ流し。ラウンジ・夕食バイキング・アクティビティが全込み。連泊で昼食も込みになりコスパ最大化。
  • 静かな大人ラウンジ重視(1人14,000円台〜)なら「TAOYA那須塩原」。14:00〜23:00のフリードリンクラウンジ、湯上りビール・朝食時スパークリング込み。平日は那須塩原駅から無料送迎あり。
  • フレンチコース×ナイトバーで少し背伸び(1人18,000円台〜)なら「八ヶ岳ホテル風か」。この価格帯でコース料理が楽しめる関東OI唯一の宿。ナイトバー約50種・ヤギのお散歩体験も込み。
  • 関東オールインクルーシブ最安水準で秘湯体験(1人12,000円台〜)なら「亀の井ホテル 日光湯西川」。平家落人伝説が残る湯西川温泉で、里山料理バイキング×アクティビティ全込み。連泊ではズワイガニ食べ放題プランも。

飲み放題で選ぶ:フリーフロー時間で比較

「全部込み」じゃなくても、飲み放題の内容が充実していれば満足度は大きく上がります。ラウンジの開放時間・提供されるドリンクの種類・夕食時のフリーフローの有無——この3点で、同じ「飲み放題」でも体験がまったく変わります。チェックイン直後から飲めるか、夕食時だけか、深夜まで続くかで選ぶ宿は一択で決まります。

フリーフロー重視なら「ラウンジ開放時間の長さ」を最初に確認するのが失敗しない選び方です。

  • 14:00〜23:00の長時間ラウンジ(那須)なら「TAOYA那須塩原」。チェックインからそのままラウンジへ直行。湯上りビール・朝食時スパークリングワインまで込み。アルコール好きな大人カップル・夫婦向け。
  • 〜22:30×里山体験も込み(日光湯西川)なら「亀の井ホテル 日光湯西川」。ラウンジで生ビール・地酒・スパークリングが飲み放題。夜鳴き担々麺も無料。秘境感と飲み放題を両立したい人向け。
  • 深夜24:30まで飲み放題(伊豆)なら「伊豆今井浜温泉 今井荘」。関東OIのなかで最も遅くまで飲める全室オーシャンビューの老舗旅館。夜を存分に楽しみたい人の一択。
  • 6:00〜24:00×夕食時アルコール込み(箱根)なら「箱根 ゆとわ」。ラウンジ開放時間が最長クラス。夕食時90分フリードリンク+足湯・焚き火スパラウンジも無料。コスパと時間の長さを両立

温泉の泉質で選ぶ:泉質×ラウンジが両立する宿

TAOYA那須塩原(画像提供:楽天トラベル)

「ただ温泉があればいい」ではなく、「泉質にこだわった上でラウンジや飲み放題も欲しい」という人向けに整理しました。関東のオールインクルーシブ宿は「ラウンジ重視」の宿が多い中、温泉の泉質まで同時に高い水準で揃う宿は限られています。箱根・万座・那須でそれぞれ泉質のキャラクターが全く違うため、「どの温泉に入りたいか」を先に決めると選択肢が絞られます。

  • 関東オールインクルーシブ最強の泉質を求めるなら「万座温泉 万座ホテルジュラク」:標高1,800mの乳白色硫黄泉×源泉かけ流しは関東OI宿の中で別格。14:30からアルコール開始、ウイスキー・日本酒まで揃うラウンジも充実。東京から車3〜3.5時間が唯一のネック。
  • 箱根で「食×ラウンジ×温泉」を1泊で全部楽しむなら「TAOYA箱根」:2025年11月開業。アフタヌーンティー・ナイトハイティー・夕食・夜食・モーニングハイティーと1泊6食が全込み。仙石原の新姥子温泉で、箱根の自然の中に完全に籠もれる設計。
  • 箱根で温泉×長時間居場所重視なら「箱根 ゆとわ」:強羅駅から徒歩5分。24時間ソフトドリンク自由、足湯・焚き火・ライブラリーが全込み。アルコールは夕食時(19〜22時)のみだが、「温泉の後にとにかくのんびりしたい」人の居心地は抜群。
  • 那須で9時間ラウンジ×温泉をコスパよく楽しむなら「TAOYA那須塩原」:14:00〜23:00の長時間ラウンジは関東オールインクルーシブ宿でトップクラス。那須温泉(単純温泉)の大浴場付き。平日は無料送迎あり(土日は要確認)。

子連れで選ぶ:キッズ設備×アクティビティ重視

グランドメルキュール南房総リゾート&スパ(画像提供:楽天トラベル)

子連れオールインクルーシブで失敗しないためには、「アクティビティの種類」「子供の年齢への対応」「価格設定」の3点を先に確認するのが鉄則です。同じ「子連れOK」でも、乳幼児向けとアクティブな小学生向けでは最適な宿がまったく違います。

子連れオールインクルーシブは「子供の年齢×何を楽しませたいか」で選ぶ宿が決まります。

  • プール×森のアクティビティ重視(小学生〜)なら「THE KEY HIGHLAND NASU」。室内温泉プール・マシュマロ焼き・カラオケ・フリードリンクが全込み。天候に左右されない全天候型。
  • 乳幼児・赤ちゃん連れなら「グランドメルキュール南房総リゾート&スパ」。ウェルカムベビー認定・赤ちゃん備品完備・遊び場5か所。公式サイト限定で小学生以下無料プランあり。
  • 里山体験×子供の記憶に残る旅なら「亀の井ホテル 日光湯西川」。囲炉裏体験・温泉卵・冬のかまくら・夜鳴き担々麺。小学生以上の子供に特におすすめ。
  • コスパ×アミューズメント全部盛り(大家族・グループ)なら「ホテルサンバレー那須(フォレストヴィラ館)」。カラオケ・卓球・麻雀・ゲームコイン込み。2歳以下は公式予約で無料。

カップル・夫婦で選ぶ:静けさ×プライベート感×ラウンジの質で選ぶ4軒

巛-sen-湯河原(画像提供:楽天トラベル)

「オールインクルーシブ=家族向き」は誤解です。大型施設は子連れファミリーが多く、「ラウンジで二人だけの時間を過ごしたい」カップル・夫婦には規模感の小さな宿が向いています。静けさ・プライベート感・ラウンジとお酒の質——この3つが揃う宿は、関東に4軒あります。

カップル向けオールインクルーシブは「静けさ・プライベート感・ラウンジの質」が揃っているかどうかで選ぶ宿が変わります。

  • 景色×暖炉ラウンジで静かに過ごしたい派なら「TAOYA 日光霧降」。標高1,000mの霧降高原に立つ暖炉ラウンジ(15:00〜23:00)、湯上りビール無料。非日常感と静けさを両立したい大人カップルの筆頭候補。
  • 静かな温泉ラウンジで「大人の那須」重視派なら「TAOYA 那須塩原」。ラウンジ14:00〜23:00、朝食時スパークリングまで込み。全60室のこじんまりとした規模感で、ラウンジが混雑しにくい。平日は無料送迎あり。
  • 全室露天風呂×プライベート感×記念日派なら「巛-sen-湯河原」。全室に露天風呂+ミストラウンジ24時間開放(国産ワイン・ハイボール等)+夕食時高品質フリーフロー(地酒・ウイスキー等)。大浴場はないが「二人だけの世界」を徹底追求。
  • 箱根観光×コスパ重視×貸切風呂が欲しい派なら「箱根 ゆとわ」。強羅駅徒歩5分・貸切風呂無料・ラウンジ6:00〜24:00の長時間開放。夕食時90分フリードリンク込み。コスパと利便性を両立したいカップルに。
honest(正直旅行者)からの約束
・実体験を正直に、時には辛口で。
・「ただ泊まれればいい」情報は扱わない(行くこと自体が目的になる宿だけ)。
・安いだけ/高いだけは嫌い。コスパで判断する。

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