コスパ良好 夕食時フリーフロー付きホテル 低価格で楽しめる関東甲信エリアおすすめ3選

フリーフロー

フリーフローという言葉が近年注目度を上げています。言葉を分解すると、フリー(自由)フロー(流れる)となり、厳密には異なりますが言い換えると「飲み放題」という意味と捉えて問題ありません。特に宿泊・旅行・飲食業界で使われている言葉で、昔は海外でよく見かける言葉でした。近年、国内のホテルや旅館などでも見かけるようになっていますが、ホテル毎にサービスは異なり分かりづらいのが現状です。そこで今回は国内のフリーフローの傾向と魅力、そしてフリーフローを楽しめる施設の中でも、比較的低価格帯で予約できるホテルを紹介します。

国内ホテルのフリーフロー傾向とまとめた理由

前述しましたが、フリーフローは日本語にわかりやすく言い換えると飲み放題という意味。ホテルや旅館で使われる場合、その名の通り滞在中のドリンクが飲み放題ということになります。しかし、厄介なのがこの「フリーフロー」というサービスは、ホテルや旅館によって夕食時”以外”ラウンジなどで飲み放題、夕食時”だけ”飲み放題など内容が異なります。

ホテルや旅館のHPをそれぞれ見にいけば内容は把握できるのですが、いちいちそれぞれを比較してそこから料金や客室を見て場所を見て、などなど面倒ですよね。

そこで、正直旅行者がおすすめできるフリーフローのサービス内容と、料金を兼ね備えた関東甲信エリアのホテルに絞ってまとめておきました。皆様の宿泊先検討の一助になれば幸いです。

フリーフローの魅力と価格にこだわりたい理由

ホテルでビールを飲もうとメニューを見たら1杯1,000円以上する時もあって驚いた経験はありませんか? 折角の旅行なのに、飲み物の値段を気にしながら過ごすのは気分が良くないものです。フリーフローならその憂鬱な気持ちは不要。ホテル内でのドリンクが飲み放題なのでお金を気にせず心ゆくまで楽しめます。※とはいえ、高級ワインや、高級ウイスキーなど特別なドリンクは基本的に有料なことが多いです。その点は予約前にしっかりとチェック!(1泊1名あたり50,000円を超えるホテルなら”山崎”のウイスキーが飲み放題になるところも過去の経験でありますが、基本の宿泊料金が高いですからね…。)

また、正直旅行者がこだわりたい点は、「宿泊料金」。ホテル内でのドリンクが含まれているといっても、宿泊料金が超高額だったら意味がないと思いませんか? 1名あたり3万円以上するなら、別に全て含まれていなくても2万円程度の夕朝食付きの宿に泊まって、1万円追加で自由に飲めば良い話。3万円どころか5万円以上するフリーフローサービスなところ、実は結構あるんです。ご自身の旅行予算と照らし合わせ、フリーフローだからという点だけで3万円以上するホテルや旅館を予約するのは一呼吸おいて落ちついて考えてみて。もちろんフリーフローの他にも魅力があれば検討の余地はあると思います。

神奈川 箱根・強羅温泉 「強羅駅」から徒歩約5分の場所に佇む「箱根 ゆとわ」

箱根 ゆとわ スパラウンジ・ナカニワ(提供:楽天トラベル)

新宿駅からロマンスカーに乗車して箱根湯本駅で下車、その後箱根登山鉄道に乗って約45分の「強羅駅」から徒歩約5分でアクセスできる「箱根 ゆとわ」。強羅といえば上級や高級宿が集まるエリアですが、その中でもこのホテルは比較的カジュアルな価格帯で楽しめる温泉宿です。正直旅行者の勝手なホテルランクとしては、“ホテルステイだけでなく、観光も兼ねて箱根・強羅エリアを楽しみたい時に気軽に利用できる”カテゴリーに入るホテル。気になるフリーフロー内容は。

夕食時90分アルコール類含むドリンク飲み放題、その他の時間帯はラウンジで

このホテルでは夕食時に90分のアルコール類含むドリンク飲み放題のほか、ライブラリーラウンジでもドリンクが飲み放題。気になるポイントは、下記2点。

  • ライブラリーラウンジ内ドリンクコーナーでのフリーフロー
    6:00〜24:00の間ライブラリーラウンジ内のドリンクコーナーを利用可能。コーヒーや紅茶のほか、約13種類の炭酸飲料を楽しめます。また、19:00〜22:00の間であればウイスキーも無料で提供されているのが高ポイント。ライブラリーラウンジには写真集や絵本、コミックコーナーがあるので、食後にウイスキーを飲みながらゆったりとした時間を楽しめます。
  • 和食中心のハーフブッフェ夕食を楽しみながらのフリーフロー
    17:30〜21:00の間、90分制でハーフブッフェの夕食を楽しめるのがこのホテルの特徴の一つ。天ぷらやそば、焼き物などが揃った食事とともに、ビールなどを含めたアルコール類が飲み放題。夕食前に温泉に浸かり開放感と共にお酒と食事を楽しんでみては。

このほか、このホテルには焚き火や足湯、スイングチェアなどが備わる「スパラウンジ・ナカニワ」というスペースもあり。デトックスウォーターが提供されているので、気候の良い季節にはぜひ強羅の爽やかな空気と共に滞在を堪能してみてください。

気になる宿泊料金は2万円台

2025年4月現在、一休.comや楽天トラベルなどいわゆるオンライン旅行会社(OTA)と呼ばれるところでプランを検索すると、1名あたり2食付きが24,000〜26,000円前後(ツイン利用)で予約できるプランが見つけられます。夕食と朝食付きでアルコール類も飲み放題で、強羅エリアでこの価格帯は貴重。箱根内のアクティビティや観光施設入場料などに予算を割いてトータルで旅行を楽しめますよ。

栃木 奥日光・日光湯元温泉 中禅寺湖畔に佇む「ゆとりろ日光」

ゆとりろ日光 レイクビューラウンジ(提供:楽天トラベル)

都内から車で約3時間の奥日光・中禅寺湖エリアに佇む「ゆとりろ日光」。中禅寺湖畔に位置しているので、館内から湖を眺めることができるのがポイント。露天風呂やレイクビューラウンジ、おこもりライブラリーなどの施設も充実しているほか、周辺には戦場ヶ原や竜頭ノ滝などの観光名所もあり。正直旅行者の勝手なホテルランクとしては、“高級ではないけれど、周辺観光とホテルステイをハイブリッドで楽しめるカジュアルリゾート”カテゴリーに入るホテル。気になるフリーフロー内容は。

夕食時アルコール類含むドリンク飲み放題、その他の時間帯はラウンジで

このホテルでは夕食時にアルコール類含むドリンク飲み放題のほか、レイクビューラウンジでもドリンクが飲み放題。気になるポイントは、下記2点。

  • レイクビューラウンジでのフリーフロー
    15:00〜22:00の間、中禅寺湖を眺められるレイクビューラウンジを利用可能。ワインや焼酎、カクテル類、ソフトドリンク類を楽しめます。ハンモックやソファなどが揃っていて、温泉に浸かった後の夕食前や夕食後にゆるりと過ごしながら景色を共にお酒を楽しんでみては。
  • コースディナーを楽しみながらのフリーフロー
    特別なプランを除き、特選、基本、ライトと、主に3つのコースディナーが用意されていて、いずれのディナーも飲み放題を楽しめるのがこのホテルの特徴の一つ。季節によって食材が変わる料理と共に、ビールやワイン、日本酒、焼酎などを堪能できます。レイクビューラウンジにはビールは無いものの、夕食時であればビールを楽しめるのも見逃せません。

このほか、ボードゲームや卓球、漫画など無料で楽しめるサービスが充実しているのもポイントです。中禅寺湖は紅葉の時期以外も爽やかな気候を感じられる日が多いエリアなので、飲み過ぎには注意して素敵な旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

気になる宿泊料金は1万円台

2025年4月現在、一休.comや楽天トラベルなどいわゆるオンライン旅行会社(OTA)と呼ばれるところでプランを検索すると、1名あたり2食付きが16,000〜18,000円前後(相部屋のドミトリー除いた和洋室)で予約できるプランが見つけられます。アルコール類も飲み放題で温泉も楽しめて…。本当にこんな値段で泊まって良いのか?と思えるコスパの良さです。

山梨 八ヶ岳 正直旅行者の最もおすすめ「グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ」

グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ(提供:楽天トラベル)

都内から車で約3時間の山梨県北杜市エリアに2024年開業。八ヶ岳や清里高原、勝沼エリアの観光の拠点として便利なホテルです。正直旅行者の勝手なホテルランクとしては、“高級ではないけれど、少しだけ背伸びしたリゾート感を楽しめる”カテゴリーに入るホテル。本記事の3つのホテルの中では、最もおすすめ。その気になるフリーフロー内容は。

夕食時アルコール類含むドリンク飲み放題、その他の時間帯はラウンジで

このホテルでは夕食時にアルコール類含むドリンク飲み放題のほか、レイクビューラウンジでもドリンクが飲み放題。気になるポイントは、下記2点。

  • ラウンジでのフリーフロー
    ホテル内のラウンジで様々なドリンクをフリーフローで楽しめます。時間帯によって提供内容が異なるので注意が必要ですが、15:00〜18:00ならビールやワイン、コーヒー、紅茶などのドリンクを好きなだけ楽しめます。また、21:00〜23:00の時間帯はビールとワインは提供されないものの、ウイスキーやブランデーなどが楽しめるので、1日の締めくくりにゆっくりと穏やかな時間を過ごしてみては。
  • ブッフェディナーを楽しみながらのフリーフロー
    このホテルのディナーはブッフェスタイルで、合わせて飲み放題を楽しめるのがこのホテルの特徴の一つ。和洋中揃った食事の中から好みの物をチョイスし、ビールやワイン、日本酒、焼酎などと共に楽しんで。ブッフェ×フリーフローの組み合わせはお酒好きには堪らないかも。くれぐれも飲み過ぎには注意してください。

なお、このホテルは「オールインクルーシブ」と記載のあるプランで予約しないと、上記サービスは受けられないので、予約前に必ずチェックしてください。このほか、温泉やアクティビティも宿泊料金に含まれています。

気になる宿泊料金は1万円台

2025年4月現在、一休.comや楽天トラベルなどいわゆるオンライン旅行会社(OTA)と呼ばれるところでプランを検索すると、1名あたり2食付きが14,000〜18,000円前後(和室やツイン)で予約できるプランが見つけられます。アルコール類も飲み放題で2食付いて…。本当にこんな値段で泊まって良いのか?と思えるコスパの良さです。

今後出てきたら追加予定!

宿泊料金が上がればもっと良い体験ができますが、コストパフォーマンスで考えると、関東甲信エリアでおすすめできるのは現状だと上記の3つ。宿泊料金やフリーフロー内容は変更になることもあるので、新たな候補が出てきたら追加していきますのでお楽しみに!

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